医療ホワイトニングの効果はどのくらい続く?色戻り・メンテナンス頻度を解説

医療ホワイトニングの効果は どのくらい続く?「医療ホワイトニングで白くなったら、その白さは一生続くの?」――ホワイトニングを検討している方から、こうした疑問をよく伺います。

結論からお伝えすると、医療ホワイトニングで得られた白さは永久に固定されるものではありません。時間の経過に伴って色調が変化することがあり、どのくらいの期間白さを保てるかには個人差があります。そのため、「医療ホワイトニングは○か月持つ」と全員一律に考えるのではなく、ホワイトニング終了時の状態、その後の色調変化、本人が希望する白さ、生活習慣、メンテナンスの有無などを見ながら考える必要があります。SELFDUCKでは、シェードガイドを使って施術前後の色を確認し、一定の状態になったら来店間隔を徐々に延ばしていく運用をしています。

医療ホワイトニングの効果はどのくらい続く?

「結局何か月持つのか」という質問に、一律の期間でお答えすることはできません。参考になる研究として、日本歯科審美学会誌に掲載された臨床研究(新妻ほか, 2023)では、6%過酸化水素を主成分とするプレフィルド型のホームホワイトニング材(オパールエッセンスGo)を用いた20症例について、1日90分×10日間のホワイトニング直後と、12〜18か月後の色調が評価されています。直後の平均色差(ΔE)は6.5でしたが、12〜18か月後には平均ΔEが5.0となり、シェードガイドによるスコアの差にも統計的な有意差が確認されました。つまり、12〜18か月という期間を経て、軽度の色調変化が見られたということです。

ただし、この研究の条件(6%過酸化水素・1日90分×10日間)は、SELFDUCKで使用しているMOC医療ジェル(過酸化水素9%・1回15分×3照射)とは条件が異なります。そのため、「SELFDUCKの効果は12〜18か月持つ」とそのまま当てはめることはできません。あくまで、ホワイトニング後も時間の経過に伴って色調が変化し得ることを示す研究例としてご紹介しています。

なぜホワイトニング後に色戻りする?

「ホワイトニングの効果が完全になくなってしまう」という単純な説明ではなく、時間の経過とともに色調がゆるやかに変化していく現象として捉えることが大切です。変化の程度や時期には個人差があり、生活習慣などさまざまな要因が関わると考えられています。医療ホワイトニングの効果が永久に続くものではなく、時間の経過とともに徐々に明度が低下していくこと、そして必要に応じて再度ホワイトニングを行う「タッチアップ」という考え方があることは、これまでの記事でも触れてきました。

SELFDUCKではどうやって色を確認している?

SELFDUCKでは、シェードガイドを使用して、毎回施術前と施術後の歯の色を確認しています。できるだけ同じ条件で確認することを意識しながら、色の変化を追っています。これは医学的な診断ではなく、色調の変化を確認するための店舗運用です。

いつメンテナンスへ移行する?

SELFDUCKの現場では、2〜3回程度、施術後に同じシェード付近で着地する状態が続いた場合に、「現在の方法では大きな変化が出にくくなってきた」と判断し、メンテナンスへの移行をご案内しています。これは店舗としての運用上の判断であり、その方の歯の医学的な白さの限界が確定した、という意味ではありません。SELFDUCKスタッフが歯の医学的な限界を診断しているわけではない点にご留意ください。

SELFDUCKのメンテナンス頻度の一例

白くなった後はどうする?メンテナンス例 SELFDUCKのメンテナンス移行例

SELFDUCKでは、施術後のシェードの変化が小さくなってきた段階で、状態を確認しながら来店間隔を徐々に延ばしています。現在の運用例としては、初期の約1週間に1回から、施術後のシェードが2〜3回程度同じ付近になった段階で、約2週間に1回、約3週間に1回、約4週間に1回と延ばしていき、最終的に約1か月に1回程度のメンテナンスになるケースがあります。これはあくまでSELFDUCKの現在の運用例であり、「医学的に全員この頻度が正しい」という意味ではありません。

【実例】約半年空いたらシェードガイドで約10段階変化

【実例】約6か月空いたら シェードガイド上で約10段階変化

SELFDUCKの現場で実際にあった、匿名の1つの実例をご紹介します。あるお客様は、一度ホワイトニングを継続して希望する白さになった後、約半年ホワイトニングの期間が空いてから再来店されました。その際、シェードガイドで確認したところ、以前の状態から約10段階暗い側へ変化していたということがありました。写真による記録はなく、店舗でのシェードガイドによる確認結果としてのご紹介です。これは1人のお客様の実例であり、「半年で全員10段階戻る」「半年空くと10段階色戻りするのが普通」という意味ではありません。

色戻りしたら最初からやり直し?

色戻りを感じて再来店された場合、必ずしも「全部ゼロに戻って最初からやり直し」というわけではありません。SELFDUCKでは再来店時に、現在のシェード、希望する白さ、通える頻度を確認したうえで、必要に応じて一時的に来店間隔を短くし、その後また状態を見ながらメンテナンスへ移行するケースがあります。

【実例】3年以上メンテナンスを続けているお客様

3年以上継続している実例

SELFDUCKいわき平店は2023年3月にオープンしました。このお客様は、オープン当初から通い始め、2026年9月現在まで3年以上継続してホワイトニング・メンテナンスを行っています。これは、「ホワイトニングは一度やったら終わり」という利用方法だけではないことを示す実例としてご紹介するものです。ただし、「3年間通わないと白さを維持できない」「月1回を3年間続ける必要がある」という意味ではありません。あくまで、本人が希望する白さや来店スタイルに合わせて継続している個別の事例です。

メンテナンスは月1回必要?

全員に月1回のメンテナンスが必須というわけではありません。SELFDUCKでは、状態が落ち着いた段階で約1か月に1回程度になる方がいますが、これは希望する白さや歯の状態、来店できる頻度によって調整するものであり、医学的に定められた一律の頻度ではありません。

コーヒー・お茶・アサイー・ブルーベリーで色戻りする?

「色の濃いものを食べたら、せっかくのホワイトニングがすぐ元に戻ってしまう」と単純には言い切れません。日本歯科保存学雑誌に掲載された研究(新海ほか, 2024)では、10%過酸化尿素を主成分とするホームホワイトニング材(ティオンホームプラチナ)を用いた40名を、着色性飲食物摂取・喫煙の規制の有無と歯磨きペーストの種類によって4群に分け、ホワイトニング前後および12か月後の色調変化を比較しています。その結果、規制の有無・歯磨きペーストの種類は、ほとんどの歯種で漂白効果および12か月後の後戻りに有意な影響を与えなかったと報告されています。

ただし、この研究の条件(10%過酸化尿素・1回2時間×2週間)もSELFDUCKの利用条件とは異なるため、そのまま当てはめることはできません。SELFDUCKではこれまで、コーヒー・お茶・ブルーベリー・アサイーなど色の濃い飲食物についてご案内することがありますが、「これらを食べると必ず色戻りする」と断定するものではなく、特定の食品を「絶対にNG」「絶対に問題ない」と一律に判断するものでもありません。ホワイトニング後の食事についてはホワイトニング後の食事制限は必要?コーヒー・カレー・食べていいものを解説でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

白さを長く保つために大切なこと

過度な食事制限を煽ることよりも、次のような点を意識していただくことをおすすめしています。定期的に色を確認すること、ご自身が希望する白さを決めておくこと、必要に応じてメンテナンスを行うこと、日頃から口腔内の健康管理を行うこと、そして気になる色の変化があれば歯科医院等へ相談することです。

SELFDUCK代表が考えるメンテナンス

SELFDUCKの現場から

SELFDUCK代表 久田竜也

SELFDUCK代表 久田竜也セルフ美容サロンSELFDUCK・FC本部運営

SELFDUCKでは、最初から「ずっと毎週通ってください」という考え方ではありません。毎回シェードガイドで施術前後の色を確認して、施術後の色が2〜3回ほど同じところに着地するようになってきたら、1週間から2週間、3週間、4週間というように少しずつ間隔を延ばしています。実際に、半年ほど期間が空いたあとに再来店され、以前よりシェードガイド上で約10段階変化していたお客様もいました。一方で、SELFDUCKいわき平店がオープンした2023年3月頃から2026年9月現在まで、3年以上メンテナンスを続けているお客様もいます。ただ、全員が月1回通わなければいけないとは考えていません。その方がどのくらいの白さを保ちたいのか、どのくらいの頻度なら負担なく通えるのかを見ながら、一緒に考えていくことを大切にしています。

医療ホワイトニングの持続期間・色戻りに関するFAQ

Q医療ホワイトニングは何年持ちますか?

A

一律の年数でお答えすることはできません。時間の経過に伴って色調が変化することがあり、持続期間には個人差があります。

Q半年で元に戻りますか?

A

全員に当てはまるものではありません。SELFDUCKでは、半年ほど期間が空いてシェードガイド上で約10段階変化した個別の実例がありますが、これを一般化するものではありません。

Qメンテナンスは月1回必要ですか?

A

全員に必須というわけではありません。SELFDUCKでは約1か月に1回になる方もいますが、頻度は状態やご希望によって異なります。

Q色戻りしたら最初からやり直しですか?

A

必ずしも最初からやり直しというわけではありません。現在の状態を確認したうえで、来店の頻度を調整する場合があります。

Qコーヒーは飲んではいけませんか?

A

研究例(新海ほか, 2024)では、着色性飲食物摂取の規制の有無が漂白効果・後戻りに有意な影響を与えなかったと報告されていますが、研究条件はSELFDUCKとは異なるため、一律に「禁止」とはしていません。

Qアサイーやブルーベリーは避けるべき?

A

特定の食品だけを取り上げて後戻りの原因と断定することはできません。気になる場合は色の濃い食品全般について様子を見ながらご検討ください。

Q何年もメンテナンスして大丈夫?

A

個々の歯や口腔内の状態、使用する薬剤等によって考え方が異なります。医療ホワイトニングについては、医師・歯科医師の判断を優先してください。

まとめ|白さは「一度作って終わり」ではない

医療ホワイトニングで得られた白さは永久に固定されるものではなく、持続期間には個人差があります。SELFDUCKではシェードガイドで色を確認しながら、状態に応じて来店間隔を延ばしています。月1回のメンテナンスは一例であり、全員に必須というものではありません。半年ほど期間が空いて大きく変化した個別の実例もあれば、3年以上継続してメンテナンスを続けている利用者もいます。食事だけを色戻りの原因と決めつけず、ご自身が希望する白さに合わせてメンテナンスを考えていただくことが大切です。

色戻りが気になる方、メンテナンスの頻度について相談したい方は、SELFDUCKまでお気軽にお問い合わせください。医療ホワイトニングのしくみそのものについては過酸化水素ホワイトニングとは?歯が白くなる仕組み・効果・注意点を解説、回数の目安については医療ホワイトニングは何回で白くなる?効果を感じる回数・頻度・期間を解説、料金については医療ホワイトニングの料金はいくら?相場・総額・追加費用まで解説、痛みについては医療ホワイトニングは痛い?しみる原因・知覚過敏が出たときの対処法を解説、その他のデメリットについては医療ホワイトニングのデメリット・リスクは?後悔しないための注意点を解説もあわせてご覧ください。セルフホワイトニングの持続期間についてはセルフホワイトニングの効果はどのくらい持つ?持続期間・後戻り・メンテナンスを解説で解説しています。

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